患者さんごとに求めるものと症状は違います。
また、治療出来る期間や回数、予算も違います。これらをよく話し合って最終的なゴールを決めています。
紹介した様々な治療を組み合わせることによってより健康的な美しい印象を与える歯並びを再現することが出来ます。
治療例紹介① 下顎の臼歯にインプラントを用いた症例
治療例説明
患者さんは入れ歯をなくすことを主訴に来院されました。
上顎は条件的、安全性を考慮し、入れ歯を完全になくすことはできませんでしたが、下顎は入れ歯を完全に無くし、インプラントを用いて噛み合わせを修復することができました。費用対効果を上げるため、左右2本ずつのインプラントに被せ物3本づつ、合計6本の被せ物で奥歯の噛み合わせを作っています。
費用
下顎
インプラント4本…800,000円
セラミックの被せ物6本…480,000円
自費合計…1,280,000円(税別)
治療例紹介② ジルコニアセラミックを被せた症例治療例紹介
治療内容
患者様は前歯を白くしたいとのことで来院されました。
上の前歯において、ホワイトニング適応範囲外の白さを求められたため、白いジルコニアセラミックを被せることになりました。
天然歯を削るデメリットはありますが、よりはっきりとした白さを再現できるメリットがあります。
このケースでは一度仮歯に置き換えて、からの型取り、色合わせの工程、調整などがあり6回程度の回数を経て置き換えています。
費用
上顎
ジルコニアセラミック7本…560,000円(税別)
自費合計560,000円(税別)
治療例症例③ 一本のインプラントを行なった症例
治療内容
一本歯が割れてしまって抜歯しないといけない状況でした。一本抜歯し、治癒期間をある程度まったのち、同じ部位にインプラントを埋入しています。治療期間4ヶ月 費用は一本分のインプラント代金28万円(税別)治療期間はかかりますが、両サイドの歯を全く触らなくていいというメリットがあります。
費用
インプラント代金(1本分)…280,000円
治療例症例④ インプラント治療により、義歯を使わなくした症例
治療内容
主訴
「上下に、長年義歯を使用してきたが、噛みづらいので、それをインプラントに置き換えてほしい。
ただし、残っている歯はあんまり触って欲しくない、そのままにして、歯の無いところだけ治療して欲しい。治療期間をなるべく短くして欲しい」との希望で来院されました。
上下に部分義歯がふたつ使われていました。最小の侵襲、治療期間で義歯を使わなくていいようにするため、合計6本のインプラントを使用して、治療しました。
患者さんのいう通り、残っている歯は、極力そのままで使用できるようにしています。
治療期間はインプラント治療の開始から6ヶ月で被せ物を入れることができました。
全ての自由診療治療費はインプラント6本+セラミックの被せ物9本で212万円です。
極力最小限の治療で行ったっため、審美的には多少問題があるとは思いますが、入れ歯を使わなくていい状態に比較的短期間ですることができました。
費用
インプラント6本+セラミックの被せ物9本…2,120,000円
治療例症例⑤ オールセラミック治療とインプラント治療により噛み合わせを回復した症例
治療内容
主訴
「右上奥歯に長年噛み合わせがなかったが、噛みづらいので噛み合わせを作りたい。前歯も傷んだり、気になるところがある」とのことで来院されました。
右上奥は骨が薄く、骨の造成が必要でした。2本のインプラントを使用して、奥歯3本の噛み合わせを修復、また前歯も2本セラミック治療を行い、変に目立たない自然感を取り戻すことができたと思います。
治療期間は骨造成の開始から8ヶ月で被せ物を入れることができました。
全ての自由診療治療費はインプラント2本+骨造成で43万円
セラミックの被せ物5本で40万円
合計83万円(税別)です。
費用
インプラント2本+骨造成…430,000円(税別)
セラミックの被せ物5本…400,000円(税別)
自費合計830,000円(税別)
治療例症例⑥ ノンクラスプデンチャー(保険外義歯)を使用して、留め金が見えないようにした症例
まず最初に上顎の治療から行いました。細かな虫歯とかぶせものの修正を「保険診療内」で行い、その後下顎については「自由診療」行っています。
治療期間は6ヶ月です。
下顎 前歯 6本のオールセラミック治療 480,000円(税別)
下顎 ノンクラスプデンチャー(義歯) 134,000円(税別)